漢方治療について
こういう方におすすめです。
少しでも身体に優しいお薬が欲しい、なるべく副作用が少ない方がよい
漢方診療を専門とする医師に診て欲しい
自分の症状に合う西洋薬がない
予約外来での投薬は基本的に行いませんが、体質の問題や、薬以外の治療で症状がとりきれない場合はまず漢方薬を選択します。漢方薬はいわゆる一般に行われているような病名処方ではなく(たとえば風邪に葛根湯)、その症状・病気にあった漢方薬を処方します。
医療用の漢方薬は、大きく分けて生薬を煎じる方法とエキス剤の2種類あります。当外来ではほとんどが医療用漢方エキス製剤を処方します。その理由はまず第一に手軽であることです。生薬から煎じるのは大変な手間がかかります。生薬の方が、患者さん一人一人の症状に合わせて処方できることはその通りなのですが、生薬の管理などを考えると現状では難しいです。また漢方薬は化学物質として精製されているわけでありませんから、その品質には当然産地、場所、保管方法などによって差が出てきます。同じ生薬の構成であっても同一の薬であるとは限りません。
エキス剤でも同じことがいえますが、病気が深刻であったり、ゼヒ生薬から煎じたいという希望がない限りは医療用漢方エキス製剤を処方します。
医療用漢方エキス製剤だけでも200種類ほどありますから、それらを組み合わせると相当な数の処方が作られることになります。
漢方診療においては脈診、舌診、腹診です。日本の漢方では特に重要視されるのが腹診です。これは腹部を足を伸ばした状態で診察していくものです。いろいろな漢方薬特有の所見を示すことが経験的に分かっており、診断の参考にします。
当外来では、漢方的な診断を下し(これを証を決めるといいます)処方するのですが、その際にパワーテストという方法を用いて薬剤決定の一助にします。
治療費
漢方治療は、一般診療となりますので、
水曜・金曜の午前中(受付:9:30〜12:30)にお越し下さい。
じっくりと相談されたい方は、予約診療をおすすめいたします。
※予約診察料 4,200円(税込)が別途必要となります。
参考書籍
「プライマリケアのための整形外科疼痛マニュアル」が金原出版から発売されました。痛みの治療に関する様々な知見を満載した書物です。
院長は、第7章「東洋医学的アプローチ~漢方治療~」の章を執筆しています。
専門書ですから、研修医や理学療法士などリハビリや疼痛治療に興味のある医療従事者の方にぜひ読んでいただきたい本です。AKA博田法(関節運動学的アプローチ)に関する記述もあります。
一冊7875円(税込)です。
月刊「ペインクリニック」別冊の運動器の痛み特集に漢方治療の項目を執筆しております。上記と同様、AKA博田法に関する記述もあります。ぜひ参考にしてください。
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